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サイトリニューアル第一弾、今回のゲストは世界的に活躍している沖縄のアーティスト宮城光男さんと
熱き経営者 赤嶺太介代表取締役社長に、今後の沖縄の産廃事業の未来について語っていただきます。

【光男】ん~~。まずは沖縄のシーサーについて話しましょうか。私のアーティストとしての創作活動の原点であり、今後のテーマになっているシーサーは、いまでは、本土の方々にもしられている、沖縄を代表するキャラクターです。 シーサーが沖縄の守り神的な存在なのはなんとなく皆さんもわかっていると思うけど、掘り下げてみるとなかなか面白いルーツがあるんですよ。
例えば観光客向けのお土産屋では、シーサーのことを単純に“魔除け”だと説明されることが多いと思うんですが、僕の祖父世代から伝え聞いた本来のシーサーの役割は、シーサーがマジムンを浄化して改心させてから、沖縄で一緒に仲良く楽しく暮らすのが、本来の沖縄の先人たちの解釈だったと聞いています。そもそも魔除けとして沖縄から追い払ってしまうと、他の地域や国に行って悪さをしてしまうかもしれない。それでは本当の意味での解決にはなりませんよね。だからこそシーサーの表情にはドーンと迫力はあるけど、その中に温かみやチムグクルがないと沖縄のシーサーとは言えないと思うんです。
それを象徴しているのが沖縄古来のシーサーの作られ方なんですが、昔ながらの沖縄の赤瓦屋根に乗っているシーサーの原材料は、家屋の屋根を作った時に余った材料なんです。
ある意味、余り物やいらないもの=ゴミから作られたのが沖縄の守り神の代表格でもあるシーサーなのです。
これは実は世界でも稀にみる作られ方をしていまして、世界各国の神様の作られ方というのは希少価値の高い素材で作るのが通常なんですが、沖縄の守り神であるシーサーの原材料はゴミからできているというところに、やはり“浄化の神様”というか沖縄の哲学を踏まえた神様という解釈ができると思います。

【社長】今、光男さんがおっしゃったのは、沖縄の文化の中で当たり前にあった風習だと思いますが、我々がやっている産業廃棄物処理業は、一昔前とは比べものにならないくらいの量が出ています。
つまり経済活動に関するゴミが大量発生するというところから、産業廃棄物処理業というのはスタートしているんですね。2、30年前のように単純に処理されていた時代から今は、地球全体の環境も考えながら処理しなくてはならない時代になっています。
この廃棄物問題を解決していかないと、次世代の未来がなくなるぞ、という危機感から我々の仕事が生まれてきているわけです。
まだ100パーセントの 廃棄物 が資源化されてはいませんので、その実現に向けてまずは沖縄で、循環型社会の構築に向けて動いているというのが我々、街クリーンという会社です。

【光男】僕らのやっていることは「リサイクル」ではあるんですけど、すでに「アップサイクル」の次元だと捉えています。例えば、家屋解体ででた 廃棄物から赤瓦を一度、綺麗に洗って芸術作品にしていくので、原材料よりも何倍も何十倍も価値が上がるわけです。そこが芸術の面白いところかなと僕は思っていて。特に沖縄のシーサーに関してはゴミから神様という!ある意味これ以上ないくらいの価値の高め方をしている部分に面白さを感じ、 廃棄物で漆喰シーサーを作り始めました。一昔前は赤瓦屋根の廃材を材料にしていたのを現在では、家屋の解体から出るコンクリートを材料にします。老朽化などの理由で解体する家屋には、そこに長年住んでいた人の思い出が詰まっていたりしますよね。
家族の思い出が詰まった廃材の一部でシーサーを作り、新しい家の守り神として配置することで、従来の価値をどんどん超えていく=アップサイクルしていくと感じています。

【社長】以前、光男さんがシーサーの依頼を受けた建物があり、たまたまその廃材処理を我が社が担当したんですね、当然ですがその時もたくさんの廃材が出てきたわけです。
すると友人の宮城さんから「今シーサーの製作依頼が来てるんだけど、この土地の廃材を利用して新たに命を吹き込みたいんだけど協力してもらえませんか?」という連絡を頂戴して“おもしろことをしているなあ〜〜!”と感じましたね。
僕らとしては 廃棄物 事業を通して“社会のお役に立つこと”を目標としていますが、解体作業では家屋の持ち主の方々の気持ちの部分まで入ることが出来ないんです。その点においても「お客様の心に残るもの」という視点や気持ちに共感して、廃材の提供をさせていただくことになりました。
宮城さんの創作やアップサイクルという考え方は、私たち街クリーンが目指している企業コンセプトと共有するところがいくつかあるんですね。
例えば、創作物の材料を廃材より使えるように加工して、付加価値をつけて世の中に戻す。
これって、リサイクルでもあるし、アップサイクルでもある。
今、沖縄からでる家庭・企業などの廃棄物は沖縄だけでは処理しきれていないのが現状です。
「沖縄のゴミは沖縄で処理する」というテーマを達成させるため、街クリーンは現在動いています。この事業は大変意味のあるもので全国でもこの廃棄物の「地産地消」的なことが出来る都道府県は殆どありません。
私たち街クリーンは、その廃棄物の地産地消をもう一歩で実現できるところまできている、数少ない企業と言ってもいいと思います。