こんにちは。
第298回目のブログを担当する工事部工事課の照屋です。
前回までは、建物を 「 壊す 」 = 「 廃棄物を資源化する 」 までの流れを
見て頂きましたが、その為に危険と隣合わせ 「 命がけ 」 で行う仕事を紹介します!
今回の建物は比較的に丈夫で、屋上にスペースがある事から 「 階上施工 」 を行います!
階上施工とは、建物の上から徐々に地上に向けて解体する方法です。
それだけでも非常に危険を伴う作業なんです
まず重機を屋上にクレーンで揚げる 「 揚重 」 をするのですが、道路上での作業は最寄りの警察署へ
道路使用届を行います。
今回は、国道沿いの作業なので路線バスの運行が終了した午後11時からの夜間での作業です
まずは道路の規制からかけます。
今回は、重機の重量と建物までの距離・高さを考慮し200tonクレーンを設置します。
このクラスは現地でクレーンを組み立てるので、物々しい雰囲気の中、作業を行います。
組立て用の架台を設置
続いてクレーン本体
ドッキング
ドッキングが終わった架台は帰って行きます
それからウェイト ( 重り ) を載せます!
重りを載せたままだと、走行に負担がかかるのでこうなります
道路規制も2車線をつぶしたので、たまたま走行していた米軍車両もギリギリでした
いよいよ重機を揚げる準備ですが、4人がかりで慎重にワイヤを取り付けます
見てくださいッ! 20トン超の物体が軽々と・・・
重機が空を舞う
と・・・ここまでは胃が痛くなるほど緊張します
万が一、ワイヤが切れると大惨事です
ここまで来ると、一安心
屋上で待機する2名の精鋭部隊 ( 稲福さん ・ 宮良さん ) が誘導し、無事に到着させます
これから2台の重機は、解体が始まるのを静かに待ちます
無事、何事もなく揚重完了!
もうすぐ朝だ・・・
それでは、次回も同じ現場ネタで引っ張ります